大学受験

大学受験メンター_TAKE

都内の教育ベンチャーで働くブロガー。 現在は大学受験塾2店舗で働き、日々受験生を指導している。 主に世田谷区、渋谷区、墨田区で活動をしている。 担当科目は数学/英語/物理/化学/政経/現代文 筆者は理系であるが、現在文系受験生を指導している。

【大学受験】独学・宅浪で成功するために必要なこと4選

1.志望校の必要科目、配点をまず知る。

自分の第一志望をまず決めましょう。

そこから必要な科目を把握して、配点、採点方法など把握しましょう。

 


近年は、大学の入試科目が変更したりしています。早稲田や青学も変更したりしています。

 


例えば、青学の経済学部は英語と社会1科目だけです。英語と社会だけ!?と楽ではないか?と思うかもしれませんが、実は青学の経済学部は足切りがあります。

B方式はありませんが、A方式ですと、英語で150点中約130点以上取らないとその時点で不合格になってしまいます。

 

 

 

他にも慶應経済学部も足切りがあります。

英語の長文読解で約6割以上取らないと、自由英作文が採点されずにその場で不合格になります。

 

 

理系の場合、東工大

英語150、理科2科目300、ですが数学の配点が300点とかなり高いです。

 

 


このように大学によって配点や形式が違います。青学の経済学部を受験する場合はまず、英語を優先してやらないといけませんし、慶應経済もそうです。

 


逆に理系の場合、東工大を目指すとなると数学の配点が他学部の2倍となっているため数学に多く時間を割かないといけません。

 


さらに青学経営学部は共通テストが必要で、古文、漢文が必要で、逆に国際経営だと漢文は要りません。

 


文系の大学は必要な科目と配点が違う場合があるので、よくチェックしておいた方がいいです。

 


調べずにそのまま英語と国語、社会必要なんじゃない?と調べずに勉強していると直前で、後悔します。

 

 

 

 


2.各科目の勉強法を把握し、自分のスタイルを確立させる

 

科目ごとにそれぞれ勉強法があります。

例えば、英語であれば単語、文法、解釈、長文という順番で学習が進みます。

 


数学は、基礎問題、標準問題の解法を覚えたら、過去問解いて演習。

 


などそれぞれやり方が異なります。

 


現在ネットが普及して様々な学習法が載っています。YouTubeや色んな方法が載っているので是非それを参考にしてみましょう。

 


そして参考にしたら、実践してみましょう。

 

 

 

3.覚悟を決めること

 


大学受験で第一志望校に合格する確率は10%以下です。

 


なぜこれだけ低いのか?

 


みんな自分の能力よりワンランク上のところを目指します。

「こうなりたい、あーなりたい、」という理想は自分の能力とかけ離れているから「憧れ」から生まれます。

 


ということは、今の自分の学力とその志望校とギャップがかなりあるということになります。

そのギャップを埋めるためには、多くの勉強時間が必要です。

 


なので、1日10時間以上勉強しないと自分が求めるている学力には到達することはかなり難しいです。

 

 

 

 

 

4.相談相手を見つけること

いざ、ネットで勉強法を調べてもその方法が合っているかどうか、分かりません。

 

間違ったまま、進めてしまったら折角勉強した時間が無駄になってしまいます。

 

例えば、偏差値50から難関大学に合格!の記事をみて、その勉強を参考にしたとしましょう。

 

数学であれば、青チャートからやさしい理系数学を解いていると思います。

 

英語の場合は、英文解釈100やポレポレから始めていると思います。

 

しかし、こういった難しい参考書を勉強して成績を伸ばしている人の高校の偏差値は60以上のことが多いです。

 

一冊の参考書で、偏差値を伸ばすような人たちは中学受験や高校受験で国語力や数学力(算数)強いては知識を運用する応用力を養ってきて、そのコツを抑えているから、伸びるのです。

 

運用する力がない人は地道に、基礎から丁寧に勉強し、その基礎からどう運用すればいいのか?とhow思考で学習する方が効率がいいです。

 

その運用する力が足りていないのであれば、誰か相談する人や添削できる人の近くで学習した方が成績は伸びやすくなります。

 

間違った道に進もうとしているときに、正しい地図を持っているガイドの側にいた方がゴールに早く到達できますよね?

 

なので、基礎が固まるまでメンター的な存在が近くにいたほうがいいです。

 

 

独学はとても大変です。

本当に合っているのか?と不安になります。

ある程度基礎が身に付いていて、基礎を運用する実力があり、1日10時間以上勉強する体力と情報収集能力があれば、独学で勉強した方が遥かに効率がいいです。

 

いまは、分からない問題を調べるとしたら、YouTubeやブログといった情報がたくさんあるので、素材は揃っています。

 

しかし、それを自在に活用できたら、全員成績は上がっていると思います。

 

上がっていないということは、応用力や運用力が足りていない可能性があります。

その場合は、塾や予備校など受験を経験した人の近くで、勉強する方が学習効率は上がるので

塾や予備校を検討した方がいいと思います。