早稲田理工といえば、東京一工の次に難しいと言われているので第一志望で合格するのは難しいと
言われています。
早稲田理工を第一志望で合格した人はあまり聞かないです。
早稲田の文系学部はよく聞きます。
しかし、理工はあまり聞きません。
僕も長い間塾で勤務していますが、慶應はありましたが早稲田理工はなかなか聞きません。
それがなぜか考察していきます。
早稲田理工ではないですが、理科大を仮面浪人して早稲田理工より難しい日本医科大学に合格した人は知っていますが。。
理系編:早稲田理工と MARCH・理科大の差
では具体的にどういうところが難しいのか?を
解説していきます。
科目数
単純に科目数が多いです。
理科大や MARCHの場合は数学、英語、理科1科目ですが、早稲田の場合は数学、英語、理科2科目
です。
科目が増えるので勉強量も増やさないと行けません。
そのために英語と数学の基礎を高3年の段階で仕上げていないといけません。
難易度も上がり、科目数も増えるということは早めに各科目の完成度を仕上げないと間に合うことは難しいので
高校3年の段階で共通テストレベルの問題が7割以上取れているのが好ましいです。
科目の難易度
数学
問題集で言うと
黄色チャートと青チャートぐらい差があります。
理科大、 MARCHでしたら、青チャートは重要例題はやらなくても大丈夫です。
基本例題だけで十分です。
というのも、
理科大、 MARCHと早稲田理工の問題の違いは
計算量と解法の複雑が違います。
理科大・ MARCHでしたら、解法はそこまで複雑じゃないので、すぐに計算できますが
早稲田レベルになると、解法が2つ絡んでいたりするので、その解法をどこで使えばいいのかをしっかり吟味していないと
問題が解けるようにはなりません。
その解法を瞬時にできるようになるためには青チャートの重要例題レベルの演習をして、
いつでもその解法を引き出せるようにしていないといけません。
英語
長文の難易度が違います。
解釈系の参考書でいうと、ポレポレと基礎解釈100ぐらい差があります。
ポレポレは構文を取るのと英語を日本語に訳すのが難しいです。
基礎解釈100は構文はそこまで難しくはありませんが、英語から日本語に訳すのが難しいです。
早稲田理工となると、構文をしっかり取らないとスラスラ読めるようにはなりません。
英語から日本語から訳せる力と難しい構文ができてもしっかり構文を触れる力が必要です。
物理
MARCH、理科大まででしたら、良問の風や体系物理まで演習していれば問題ありません。
しかし早稲田理工になると物理現象が複雑になります。
特に力学が顕著になります。
2物体になったりするので、相対速度や摩擦、速さか速度かどちらなのか
と、いった細かいところを意識しないといけません。
これは重要問題集Bや名門の森などの問題を解かないと解けるようにはなりません。
上記に挙げた教材は複雑な問題が多くあります。
もちろん物理はただやみくもに解けばいいものではありませんが、複雑な物理現象の問題を解くことで
相対速度や摩擦の本質を理解することができるので、早稲田理工レベルの問題をとくためには
名門の森、重要問題集は必須です。
化学
化学は重要問題集AとBとエクセル化学と標準問題精講差があります。
重要問題集Aは教科書の定義通り解けば解けますが、Bとなると実験が複雑になったりするので本質を理解していないと簡単には解けません。
早稲田理工レベルの教材を解くためには、まず重要問題集Aやエクセル化学レベルの問題ができるようにしている状態じゃないとかなり厳しいです。
では、どうすればいいのか?
まず、早稲田レベルと同等の参考書を仕上げましょう。
理系でいえば、
数学は青チャートのエクササイズ、FOCUS GOLDのレベルアップまでを完璧にする。
物理は
名門の森、重要問題集B
化学は
重要問題集B、
英語は
肘井の応用の英文法、桐原の英文法
のレベルを一通り学習し、全て解けるように言語化させましょう。
その早稲田レベルの参考書を仕上げても、早稲田の問題を解けないのであれば
勉強法が間違っています。
となれば塾や予備校、指導者の指導を受けた方がいいです。
早稲田レベルの参考書を学習していれば、早稲田の過去問が解けているはずですが解けていないということは
それ以前の学習に問題があったと思います。
そこを受験を経験した人にアドバイスをもらって修正した方が自分ができていないところを修正しながら勉強するので
かなり効率がよくなるので、受験を経験した人に教わることを修正します。