これらの大学に合格するには、早めの対策と準備が必要です。
特に鍵を握るのは数学と英語の完成度です。
MARCH逆転合格!とネットでよく出てきますが
あれは文系の人たちが大半です。
現役生が理系で逆転合格をするのは、とても難しいです。
その理由が数学Ⅲです。
数Ⅲの基礎を早めに完成させるのが、現役合格するのに絶対に必要な条件です。
なぜなら理系数学の入試の問題の殆どが数Ⅲから出題されます。
工学部、理工学部であれば尚更です。
さらに英語の基礎も完成していないといけません。
というように主要科目が2科目あるので理系の逆転合格はかなりハードルがあります。
今回は、受験生の目安の一つでもある。
夏までに、どこまで仕上がっていればいいのかを解説していきます。
1.各科目の完成度
1.数学の完成度
4月から数Ⅲをやり始め、基礎が完全に終わるのが11月とでしたら非常に危険です。
ほぼ間違いなく、MARCH以上の大学に合格するのは困難です。
数学のデットラインは夏までに、数学ⅠAⅡBⅢの青チャートレベル3を完全に理解しているのが条件です。
秋以降は、過去問の演習をしないといけません。
その演習の時間を確保するために早めに基礎を固めておきましょう。
2.英語の完成度
- ポラリス英文法1
- 肘井の読解のための英文法 難関大編(
- 基礎解釈70
これらの参考書を夏までに仕上げているのが条件です。
秋以降は時間を測って長文を読んだり、英作文、正誤問題、序列英作など分野別の対策をしなくてはいけません。
3.化学・物理の完成度
夏までに教科書レベルの教材を必ず終わらせておきましょう。
該当する参考書は
- ・宇宙一わかりやすい参考書
- ・エクセル化学基本問題
- ・体系物理基本問題
これらを終わらせておきましょう。
2.完成度が低い場合どうすればいい?
上記に該当しないのであれば、以下の3点を取り組むことを勧めます。
1.わかりやすい参考書で勉強する。
授業を受けるとかなり時間がかかります。
参考書1冊で1ヶ月かかるところを動画だと、2ヶ月かかります。
ペースを上げて学習するのであれば、参考書で学習するのが一番効率がいいです。
2.理解できないのであれば授業動画をみる
参考書を読んでも理解できないところは授業動画を活用しましょう。
講義系の参考書を片っ端から読んでも理解できない。てことはないと思います。
部分、部分で理解できないところは、話し言葉や図をみた方が理解しやすいと思うので、
読んでても理解できない単元は授業動画を活用しましょう。
3.大学受験に対応している個別指導塾に通う
1.2をして理解できない場合は、塾を活用した方がいいです。
考えていても、わからないものはでないので、ピンポイントでしっかり教えてくれる
先生や講師を頼りにした方がよいです。
まだ基礎学力が身についていないときは、早めに基礎を理解することに注力した方がいいので、基本の段階でつまづいているのであれば、独学や自習は難しいので塾に通うことをお勧めします。