獣医学部志望の人に英語の勉強法についてお伝えしていきます。
まず、全国に獣医学部がある大学は、私立6大学、国公立11大学しかなく狭き門です。
医学部や他の有名難関大のように、
各予備校がコースを設置してくれていることはほとんどありません。
日本で私立獣医学部があるのは
以下の6校となっております。
予備校や塾で獣医学部の対策動画がないことから、獣医学部の英語の対策をどのようにしたらいいのか分からない方もいると思います。
今回はそういった方たちの為に、どういう対策をしていけばいいのかを具体的に書いていこうと思います。
1.英語が苦手な人へ
獣医の入試で大切なことは、
「基礎が完璧に身に付いていなければ受からない」
ということです。
英語においても徹底的に基礎を身に付ける必要があります。
獣医学部が難関だからと言って、予備校で難関大コースを受講したり、
難関大用の参考書を解きまくっていても、合格に近づくどころか遠のいてしまいます。
英語に関しては、大学によって生物系や医療系などの、獣医学と関連のある内容の長文を出題してきますが、その内容に特化することよりも、基礎を定着させることを意識しましょう。
英語ができない人の特徴としては
・語彙力不足
・文法不足
・構文解釈力
のいずれが該当しています。
たまに、読解力不足だから、長文問題演習を多めに勉強する人がいますが、これは大きな間違いです。
以下の3つができていない場合があります。
少しでも該当箇所があればそこの抜けている部分を埋めるのがとても大事です。
2.英語学習の流れ
単語→文法→解釈→長文となっています。
第1段階目:単語
まず英語といえば、語彙力を強化しなくてはいけません。
単語を覚えていないと文法や解釈に進んでも全く解けません。
少なくとも夏までにはターゲットやシステム英単語に載っているものは全て覚えたほうがいいです。
共通テストが読めている受験生で、単語力が不足している受験生はあまりみたことがないです。
第2段階:文法
英文法の基礎のルールをしっかり徹底することで、この後解釈の学習に進んだ時に詰まることなくいけます。
特に大事なのが品詞、文型、文法の役割を理解することが大事です。
文法を初歩で勉強するのであれば
大岩の英文法を最初にやるのがいいでしょう。
先ほど述べた基礎的な文法の要素が記されています。
それらが固まったら文法問題を解けるようにするために
載っている慣用表現や重要な文法事項は全て繰り返して覚えてしましょう。
第3段階目:解釈力
英語の解釈力が固まっていないのに、速さを意識して読んではいけません。
英語は全ての基礎を固めたら、自然に読めるようになります。
なので、ここはこれまで培った基礎知識をフル騒動して丁寧にやくしていきましょう。
しっかり訳せないのであれば、SVOCや自動詞、他動詞を意識して読みましょう。
そして頭の中で一文一文日本語で訳し、解答と照らし合わせて
どこかが間違っていたのかをしっかり振り返りましょう。
第4段階目:長文
解釈を完璧にしたら、次は長文問題を解きます。解釈だけですと、短文ですので時間をかけてゆっくりやれば読むことはできますが、
長文となると処理力や読解力が必要になります。そして言語なので、いろんな表現を学ばないといけません。
ある程度解釈力が固まったら、いろんな長文を解いて演習力をあげていきましょう。
3.オススメの英語の参考書
・肘井の英文法の読解
・大岩の英文法
・ネクステージ
・ポラリス英文法
・基礎英文解釈70
・肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
・関正生の英語長文ポラリス1 2 3
4.私立獣医の英語の勉強法まとめ
以上の4つ(または5つ)のステップを踏めば確実に合格できるレベルまで達します。
獣医学部入試は他の大学の他の学部と比べるとマイナーで、
不安なこともたくさんあると思いますが、
このブログを読んで前向きに勉強に取り組んでくれたら嬉しいです。
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