皆様こんにちは!TEKEです!
今回は早慶の理工と旧帝大どちらが難しいのかを書いていきます。
旧帝大と言うのは旧帝国大学の略称で、北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、九州大学を表しています。
これらは難関国公立と呼ばれ、早慶理工と同等の難しさがあります。
今回はこの旧帝大と早慶、あとは東工大はどのくらい難しいのかを並べてみたいと思います。
旧帝大・一工を独自の視点で難易度
第1位 東京大学
東大が1位なのは自明でしょう。英語はリスニング、要約、英文和訳、長文読解、英作文とバライティー豊かな問題があります。
東大の数学で120点中80点以上取るのは、理3に合格する人でも難しいです。殆どの人がどんなに頑張っても40~70点台しか取れないのが現状です。
理科も同じく、30点以上取るのが兎に角厳しく、高得点を取るのが厳しいです。
第2位 京都大学
京大は英語が特徴的で、和訳と英作文がメインです。
類推や複雑な文構造を日本語に直す力が必要なので、国語力も問われます。
数学は発想を問う問題があり、ただ解法暗記や計算処理するのではなく、「なぜこのプロセスになったのか?」を考える必要があります。
京大の化学の有機化学はかなり特徴があり、京大レベルのやや難が出題されます。合格最低点を取るのが難しいので、東大と同じくらいの難易度と言っても過言ではありません。
第3位 東京工業大学
英語は早慶の方が難しいですが、数学、理科は東工大の方が難しいです。
東工大の数学は計算量が兎に角多く、処理が大変です。
東大や京大に比べてゴリ押しで最後まで到達できる可能性はありますが、このレベルの計算力を身につけるにはかなり旧帝レベルの問題演習しないといけません。
さらに明らかな捨て問が1問存在していますので、そこを見分ける能力が必要です。
理科は1科目120分あり、結構ボリュームがある問題がいっぱいあるので普段から思考力が高い問題を演習しておいた方がいいでしょう。
第5位 早稲田大学・慶應大学
理科は他の旧帝大と比べるとそこまで難しくありませんが、数学と英語は難しいです。
特に英語は論説文なので、ある程度の教養と文章を推測する力が必要になります。
理科は名古屋大学と同様の難易度で標準的な問題が多く、処理力が必要となる問題が多くある。
第5位 大阪大学
早慶と同等の難しさがあります。
数学と理科は早慶と同じぐらいです。
英語は早慶の場合は処理力が必要なイメージですが、阪大の場合は解釈力と英作文が書ける力必要になります。
なので、基本的な文法力と英語から日本語に訳す力が必要なので、ある程度の国語力が必要になります。
第6位 名古屋大学
名古屋は数学が難しいです。もしかしたら阪大より難しいく、東大レベルの年もあります。
それ以外の科目は典型的な問題で構成されているので、しっかり過去問対策を行なっていけば十分に対応できるが、分量が多いので時間配分や処理する力が必要です。
第7位 東北大学
旧帝の標準レベルである。北大ほど簡単でもなく、阪大ほど難しくないちょうど良い問題がならんでいる印象です。
第8位 九州大学
英語、数学、理科は標準問題中心なので、特別な対策は必要ないと思います。ただ、数学は整数問題がよく出題されるので、同じ旧帝大レベルの整数問題を演習しておいた方がよいでしょう。
第9位 北海道大学
九大と同じように英語、数学、理科ともに標準問題が多いので、標準問題をできるだけ落とさないような勉強をするのが望ましいでしょう。しかし2022年度の理系数学の大問3のような難問が出たとしても多くの北大受験生は解けないと思うので気にしなくてもいいでしょう。
合格したらどちらに行くのか?
東工大以上の大学に合格したら、多くの人は早慶に行かず東大、京大、東工大に進学するでしょう。
それ以外の旧帝の場合、経済的に余裕があれば早慶理工に進学する人が多いです。
難易度のまとめは
東大>京大>東工大≧阪大≧早慶理工>名古屋大>東北大>九州大>北大
このようになりました。
早慶の理工学部を目指す人は阪大や東工大の問題を演習して、慣れておくのも大事でしょう。
特に早稲田理工は穴埋めと記述の問題があるので、上記の大学の過去問を使って演習しておいた方が合格率もグッと高まることでしょう。